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たたずむひと

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 かつて沖縄陸軍病院のあった黄金森。陸軍病院「二十四号壕」の入り口。
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 情勢は次第に悪化、空襲は日々激しくなり、夜も三角兵舎には泊まれなくなったので生徒を三つの壕に分けて収容した。(中略)残りの師範生一高女生全員は二十四号壕にはいった。二十四号壕は病院の丘陵の東側中央に位置し、そばから丘を横切る細道が反対側の本部に通じていた。この壕も未完成であったが、かなり深かった。壕の中はしずくがしたたり、泥田のようにぬかり、足を踏み入れることができなかった。
 入り口に積んであった支柱を壕内に運んで敷き並べて、足を泥につっこんだまま。その上に目白おしに入り口から奥まで並んだ。【「ひめゆりの塔をめぐる人々の手記」(仲宗根政善)より】
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 南風原町の立てた看板を読む青年の意識は59年の時を超え過去と現在を行き戻りする。
 59年前の「戦争」の発端、経過、集結を想いながら、目の前に歴史の断片を見る。
 59年間の地球上の「戦争」を想い、現在の戦場を想い、未来を想う。
 

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